こんにちは🌞　りいです。　
　

　

前世療法セラピーや海外旅行、そして、神様からのお告げを伝える立場として
決して欠かすことができない知識。
それが、宗教です。
　
歴史は、宗教の歴史とも言っていいほどであり
人々の心は、いつの時代も救いや支え、安心感を求めます。
　
そんな私が、
宗教を勉強せざるを得なかった意外な理由とは…！

　
　
　　
　

１、美術を学ぶ上で必要不可欠だった

美術の歴史は、平たく言えば、宗教の歴史でもあります。
特に、イタリア、ビザンチン美術は、黄金色に輝く聖母像などが印象的ですが
全て、宗教画なんです。
ルーヴル美術館も、オルセー美術館も、日本だって、
その多くの美術品は宗教に基づくものです。
今はやりのスピリチュアルだって、元をたどれば宗教ですよね？
　　

私は絵が大好きで、それこそ小さい時から好きでよく描いていました。
そして、大学では美術（美学・美術史・油彩）を専攻し、
大学院でも芸術学の修士課程を得ています。
　
そんな私が、美術を学ぶ上で大事だったのは、宗教なんです。
美術と宗教は木っても切ることができず、
宗教を知っていれば、絵に描かれているモチーフや題材がなんであるかが
瞬時に分かるのです。
特に、当時傾倒していた西洋美術では、宗教画や神話モチーフが多いため
必然的に美術を学ぶ上で、宗教は欠かせなかったのです。
　　
　

さらに、東洋美術も、仏教徒は木っても切り離すことができず
仏陀の誕生から、弟子や教えまで、やっぱり勉強する必要がありました。

　
　
　　

２、クリスチャンスクールだった

私は根っからの仏教徒なのですが、
たまたま通った学校がクリスチャンスクールでした。
そのため、朝になると礼拝堂でお祈りをし、賛美歌を歌います。
道徳の授業はなく、聖書の授業がありました。
　　
　

そのおかげで、聖書、つまりキリスト教やユダヤ教について
中学生からみっちり親しんできました。
これは、後々、美術を専攻する上で、大いに役に立ちます。
　　

先ほども述べましたが、古典的西洋画のモチーフの多くは
宗教画でもあるため、キリスト教を知らない他の生徒は、
まずはキリストと十二使徒から学ばなくてはなりませんでした。
私は幸いにもそこが分かっていたため、描かれている物や
その当時の人が、どうしてそれを欲していたのかが、必然的に理解できたのです。

  　
  
　
　　
　

３、東洋美術史の魅力にはまる

東洋美術史とひとくくりに言うと、仏教美術と言われそうですが
実は、日本は儒教の影響を色濃く受けています。
日本美術は、仏教美術でもありますが、実は儒教美術と言っても過言ではないほど
儒教や道教の影響を受けているんです。
　　
　

そんなアプローチに魅せられて、とある先生の講義を
５年間ほど、みっちり受けました。
かの織田信長も儒教の影響を受け、日本の古墳美術や、近代では江戸の終わりから明治まで
日本人は儒教の流れをくんでいるのです。
　　

そういったこともあり、美術や歴史を知るうえで
そして、それを論文に書いたり、絵として残していく上で（私の専攻は油絵です）
とにかく必要な知識が宗教でした。
これを知らないと、歴史も分からず、人々の思想も分からず
さらに言えば、描かれた絵のなんであるかという神髄さえ分かりません。
　　

中学高校とキリスト教の生活をし
大学６年間では東洋の宗教の勉強もしてきました。
そのため、私は美術の勉強をしているようにおもえて
その根底には、宗教を深く深く学んでいたのです。

　
　
　
４、セラピストとして

現在、スピリチュアルが流行っていますが
それは、形を変えた宗教にすぎないのです。
日本人は、古来からスピリチュアルやアミニズムの精神を持っていました。
それが、言葉や形を変えて、現代社会に分かりやすく親しみやすくなったのが
いわゆるスピリチュアルです。
　　
　

しかし、このスピリチュアルの落とし穴は
知識がない人による怪しさを生んでしまったことです。
神社の歴史、仏教の歴史、儒教の歴史、キリスト教やユダヤ教の歴史。
これを、きちんと理解している人から
色々なセラピーを受けたり、影響を受けることはよいことだと思います。
しかし生半可な知識や、エゴの入った思想の押し付けは
大変危険なのではないかなと思っています。
　
見極めって難しいですし、私自身も、学者体質ですが、これだけ勉強しても
何千年にも及ぶ歴史を理解しきれているわけではないので
伝えきれないですし、理解が及ばないこともあり悔しく思うこともあります。
　
いずれにせよ、とにかく勉強するのはすきなので、
これからも日々勉強しつつ、
多くの方により良い情報を提供できるように努めていきますね！

❂りい❂